芸能人ネタSS再び。

キラが大ファンである、今人気絶大のアイドルグループ『Z』。
メンバーには、リーダーであるギターのイザーク、ドラムのディアッカ、キーボードのニコル。
そしてキラが心酔してやまない、ボーカルのアスラン。

全員が容姿端麗でいて、その音楽センスも卓越している為、幅広い年齢層に支持されている。


「………キーラー……」



ノックもせずに扉を開けた双子の姉カガリは、キラの部屋のドラを開けたまま、そこに寄りかかって呆れたように実の弟の姿を視線の先におさめた。


「カガリ、何度も言うけどノックくらいはしようよ。…ううん、今はいいやそんな小さなこと」

「相変わらずすごいなこの部屋……」


カガリの呆れた視線の先には、部屋の壁をすべて『Z』のポスターで埋め尽くされたキラの部屋。
本棚に所狭しと並べられた写真集にファンブック。
テレビの下の棚には、やはり『Z』のライブビデオが年代順に整理されている。


「まるで天国のようだよね…」


当の部屋の住人であるキラは、うっとりとポスターを見つめながら呟いた。


「気分悪くて、吐きそうだ」

「でも、これからは本物に会えるんだ！！……僕、幸せすぎて死ぬ……」

「普通にシカトするな」


じっとりとした視線を向けても、ビクともせずに、いまだアスランを見つめながらキラは応える。


「うん、ごめんねカガリ。今までの君の悪行は全部水に流すよ…。僕カガリのこと大好き」

「人聞きの悪いこと言うなよ！私がいつ悪行を働いたんだよ！」

「僕の大好物のプリン食べちゃったり、僕の洗濯物の中に君の下着入れてからかったり、しまいには僕のフリして学校に乗り込んで好き勝手やったり。」


目線はアスランに向けたままだというのに、このはっきりと悪意のこもった言い回しは何なのだろうか。


「でも、そんなこともう全然気にしなくていいよ♪だって、アスランにっ…アスランに会えるんだもん…！！」

「なんかお前、乙女のようだな…」

「今日の君の言葉は、何を聞いてもすがすがしく聞こえるよ」

「今日のお前はいつも以上に恐ろしいよ…」

「早く来ないかな…来週の月曜日♪」



そして、とうとうその日を迎えることになる…。



キラがまるでアスランのように変態チックでゴメンナサイ…！
いまだ、カガリと漫才続けてるよ…。
アスランに会える日はいつなのさ………
っていうか、アイドルグループの名前思いつかなくて、ザフトの『Z』………笑うしかない。



なんか、キラたんパワーすごいです…！
さすがキラたん！！
コメント無しでも、拍手くださった方、本当にありがとうございました！！！

（拍手返信）

14日　10時様。

芸能人ネタ面白かったですかっ！！？わー！？わー！！
あのSSにコメントくださったのはあなた様が初でございますっ！！ありがとうございます！お気に召してもらえて、紗菜も本望でございますっ！！

続編は全然考えてないのですが、こういうお声を聞きますとやる気になっちゃうんですー！（The 単純）
しばし、お待ち下さいますか！？必死に頑張ってみますのでvv

アスランとキラをどのように恋人同士にさせるのか、アイディアが浮かばなくて…。
なにか、こんなのいいんじゃない？ってのがありましたら、またぜひぜひ拍手を活用してくださいませ！！（それはパクリというんじゃ…）

アスランに言わせたいセリフはあるんですよ。（すっごいクサイの…　笑）
でもそれは恋人になってからしか使えないので……

セリフが気になるようでしたら、またポソリとコメントくださいませ。（たいしたものではないですけどね）

拍手ありがとうございました！！（っていうか、長っ）