はっぴぃばーすでぃ♪(19日拍手返信)
2005年11月20日 突発SS「ねぇ、アースラン♪」
「…………なに」
やけに上機嫌に。
そう、しまいには鼻歌まで口ずさみそうなハイテンションぶりでアスランの元へと駆け寄ってくるキラは、アスランにとって喜ばしいものでも、幸せ〜な気分になるものでもなく、反対に頭を抱えたくなるものだ。
こんなキラは、昔からろくなことを言わない。
昔であったなら「課題手伝って」が主であったので、まだ予想できた分、心の準備はできるのだが、お互いもう18。
自分もキラも成長した。
成長した分、このキラ様は何を言い出すのかわかったもんじゃない。
アスランのじっとりと嫌そうな雰囲気など、どこ吹く風なキラは
にこにこと表情を変えることなく言い放つ。
「これ、つけて?」
「……なにこれ、…めがね?」
キラが後ろ手から目線の高さまで持ち上げた両手の中には、枠なしのいたってシンプルな眼鏡だった。
「わざわざ僕がダイ○ーまで行って買ってきたんだよ」
「……100円かよ」
「ダテなんだから、安いに越したことないじゃん」
聞き覚えのある、店の名前。
それは100円均一で有名なところで、キラはそこでなにかと不必要なものばかり買ってくる。
お風呂を共にするあひるちゃんやら、よくわからん置物やら。
しかもその店はキラの通う大学の通り道にあるので、学校帰りに買ってきたとみて間違いはない。
なにが、わざわざだ…
「…どうして、伊達眼鏡を俺がつけなくちゃいけないの」
「マリちゃんがメガネフェチだから」
「………は?」
「いいから。つけて!」
「っちょ…キラっ…!」
むりやり耳にかけさせようとするキラに少しは抵抗したのだが、キラの方が幾分早く、半ば無理矢理掛けさせられた。
「…………」
「……………で、感想は?」
そのまましばらく固まったように動かなくなったキラに、不機嫌な顔も隠さず問いただす。
元から理知的な顔立ちのアスランは、眼鏡を掛けることで、より品が漂い、とても美麗だ。
長めの藍色の前髪から眼鏡越しにちらりと覗く深緑の翠に、ぐっと魅せられる。
「うん。すっごくかっこいいよ、アスラン」
「…………」
邪気もなく満面の笑みを浮かべるキラに、アスランはなんともいえないような顔を浮かべた後、目の前の細腰を掻き抱いた。
近づく距離。
見上げる紫水晶の目尻に軽く口付ける。
「不本意だけど、キラにすっごくかっこいいって言われるのは、…いいかも」
「かっこいいよ。頭よさそう」
「実際、俺の方がキラより頭いいに決まってるだろ」
けろっと極当たり前のように告げるアスランに、キラは爽やかな笑みをそのまま、アスランの頬をぎゅううっとつねる。
「きら、いひゃい…」
「ごめん、指がのびたvv」
「ごまかすな」
つねられた頬を手でさすると、かちゃりと指先にあたる眼鏡フレーム。
「…でも、眼鏡ってあんまり好きじゃないんだけど」
「なんで?似合ってるのに…っん」
キラの言葉は、中途半端なままアスランの唇に飲み込まれる。
「ッ…んぅっ……ン」
急のことに驚きながらも、キラも口付けに没頭した。
しかしそれは、唇と唇を触れ合わせ吸い付くだけのもので。
何度も何度も繰り返させるそれに、いつもの刺激が来ないことに焦れたキラは、首元に手を回しキスを深くしようとする。
「っっ!………ッ」
だが、深くしようと顔を傾けた途端に、自分の鼻筋に冷たく固い感触にあたった。
それはやはりアスランの眼鏡のフレーム。
もっとキスを深くしたいのに、それをすると自分の鼻に当たる痛み。
(メガネ、邪魔……)
「…眼鏡邪魔とか思ってるだろ、今」
「…っそんなこと、ない」
「じゃあ、やるか…」
ことりと傍に眼鏡を置いたアスランは、すっとキラに影を作る。
「は!?なにするの!」
「はは。可愛いな、キラは」
「って、爽やかに微笑みながら押し倒さないでよ!」
「キラのご要望どおり…」
綺麗に微笑むアスランはとても魅力的で、見慣れたキラでも頬を染めてしまう程だが、
しかし今のキラは、ただ冷や汗が流れるだけ。
覆いかぶさるアスランの背後に漂うオーラは、それはそれは黒いもので。
今後の自分の成り行きに不穏な色が立ち始める。
「ディープキスも、その後も、たっぷりしてあげるから…」
「いや僕そんなこと望んでないし!ってか、まだお昼だよ!」
「キラのほっぺ、白くて可愛い…」
「ひぅ…ッ!……っ話、聞けよ!!!どこ触ってんのー!!!」
「どこって、ここ?」
「ぁっ………さ・わ・る・なっ!!」
「やだ」
「やだって…っ…ン……ゃぁッ…」
(暗転。)
よっ!!紗菜節!!オチがないときた!!(爆)
まっ昼間からにゃんにゃんしてますゼ!ダンナ!!
本日20日は、本文(?)にありましたように、
相互させていただき、尚且つ紗菜の恋人であらせられる(笑)雛乃マリちゃんのお誕生日!
にございますのでバースディSS、贈らせて頂きまする…!!
すみませ…こんなブツで…(あわわわわ)
愛はこもってます。
愛はこもってます。(2回目)
マリちゃん、おめでとうvv
拍手返信
Pinyaさん。
連載、読んでくれてありがとうー!!!
結構強引なラクス様に連れられてカラオケです、キラたん。(笑)
たぶん、ラクス様が歌いまくりの、一種ラクス・クラインコンサート状態になってしまう気がする…。
でもでも、そこはラクス様!!
照れるキラたんにまたもや半強制的にマイクを持たせ、1,2曲歌わせちゃうかも…!!
ラクス様の歌も聞きたいけど、(照れながら)歌うキラたんを拝みたい!!
紗菜も一緒にカラオケに行きたいよ!!
で、やっと登場のアスランさんはまた3話お休み(笑)
あー…(涙
カガリの前に、ちょっとウズミさん。
その後カガリかな。
もうすぐ連載も終了!!(だと思う)
頑張ります…!!
いつもいつも拍手返信ありがとう…!
連載読んだよって一言だけでも、かなり励まされてます…!!(感涙)
大好きだよーー!!
バトンも受け取りましたから!!
大好きと言われたら大好きと返しますよそりゃ!!
Pinyaさんだもん!大好きvv(大興奮)
拍手、ありがとうございました♪
「…………なに」
やけに上機嫌に。
そう、しまいには鼻歌まで口ずさみそうなハイテンションぶりでアスランの元へと駆け寄ってくるキラは、アスランにとって喜ばしいものでも、幸せ〜な気分になるものでもなく、反対に頭を抱えたくなるものだ。
こんなキラは、昔からろくなことを言わない。
昔であったなら「課題手伝って」が主であったので、まだ予想できた分、心の準備はできるのだが、お互いもう18。
自分もキラも成長した。
成長した分、このキラ様は何を言い出すのかわかったもんじゃない。
アスランのじっとりと嫌そうな雰囲気など、どこ吹く風なキラは
にこにこと表情を変えることなく言い放つ。
「これ、つけて?」
「……なにこれ、…めがね?」
キラが後ろ手から目線の高さまで持ち上げた両手の中には、枠なしのいたってシンプルな眼鏡だった。
「わざわざ僕がダイ○ーまで行って買ってきたんだよ」
「……100円かよ」
「ダテなんだから、安いに越したことないじゃん」
聞き覚えのある、店の名前。
それは100円均一で有名なところで、キラはそこでなにかと不必要なものばかり買ってくる。
お風呂を共にするあひるちゃんやら、よくわからん置物やら。
しかもその店はキラの通う大学の通り道にあるので、学校帰りに買ってきたとみて間違いはない。
なにが、わざわざだ…
「…どうして、伊達眼鏡を俺がつけなくちゃいけないの」
「マリちゃんがメガネフェチだから」
「………は?」
「いいから。つけて!」
「っちょ…キラっ…!」
むりやり耳にかけさせようとするキラに少しは抵抗したのだが、キラの方が幾分早く、半ば無理矢理掛けさせられた。
「…………」
「……………で、感想は?」
そのまましばらく固まったように動かなくなったキラに、不機嫌な顔も隠さず問いただす。
元から理知的な顔立ちのアスランは、眼鏡を掛けることで、より品が漂い、とても美麗だ。
長めの藍色の前髪から眼鏡越しにちらりと覗く深緑の翠に、ぐっと魅せられる。
「うん。すっごくかっこいいよ、アスラン」
「…………」
邪気もなく満面の笑みを浮かべるキラに、アスランはなんともいえないような顔を浮かべた後、目の前の細腰を掻き抱いた。
近づく距離。
見上げる紫水晶の目尻に軽く口付ける。
「不本意だけど、キラにすっごくかっこいいって言われるのは、…いいかも」
「かっこいいよ。頭よさそう」
「実際、俺の方がキラより頭いいに決まってるだろ」
けろっと極当たり前のように告げるアスランに、キラは爽やかな笑みをそのまま、アスランの頬をぎゅううっとつねる。
「きら、いひゃい…」
「ごめん、指がのびたvv」
「ごまかすな」
つねられた頬を手でさすると、かちゃりと指先にあたる眼鏡フレーム。
「…でも、眼鏡ってあんまり好きじゃないんだけど」
「なんで?似合ってるのに…っん」
キラの言葉は、中途半端なままアスランの唇に飲み込まれる。
「ッ…んぅっ……ン」
急のことに驚きながらも、キラも口付けに没頭した。
しかしそれは、唇と唇を触れ合わせ吸い付くだけのもので。
何度も何度も繰り返させるそれに、いつもの刺激が来ないことに焦れたキラは、首元に手を回しキスを深くしようとする。
「っっ!………ッ」
だが、深くしようと顔を傾けた途端に、自分の鼻筋に冷たく固い感触にあたった。
それはやはりアスランの眼鏡のフレーム。
もっとキスを深くしたいのに、それをすると自分の鼻に当たる痛み。
(メガネ、邪魔……)
「…眼鏡邪魔とか思ってるだろ、今」
「…っそんなこと、ない」
「じゃあ、やるか…」
ことりと傍に眼鏡を置いたアスランは、すっとキラに影を作る。
「は!?なにするの!」
「はは。可愛いな、キラは」
「って、爽やかに微笑みながら押し倒さないでよ!」
「キラのご要望どおり…」
綺麗に微笑むアスランはとても魅力的で、見慣れたキラでも頬を染めてしまう程だが、
しかし今のキラは、ただ冷や汗が流れるだけ。
覆いかぶさるアスランの背後に漂うオーラは、それはそれは黒いもので。
今後の自分の成り行きに不穏な色が立ち始める。
「ディープキスも、その後も、たっぷりしてあげるから…」
「いや僕そんなこと望んでないし!ってか、まだお昼だよ!」
「キラのほっぺ、白くて可愛い…」
「ひぅ…ッ!……っ話、聞けよ!!!どこ触ってんのー!!!」
「どこって、ここ?」
「ぁっ………さ・わ・る・なっ!!」
「やだ」
「やだって…っ…ン……ゃぁッ…」
(暗転。)
よっ!!紗菜節!!オチがないときた!!(爆)
まっ昼間からにゃんにゃんしてますゼ!ダンナ!!
本日20日は、本文(?)にありましたように、
相互させていただき、尚且つ紗菜の恋人であらせられる(笑)雛乃マリちゃんのお誕生日!
にございますのでバースディSS、贈らせて頂きまする…!!
すみませ…こんなブツで…(あわわわわ)
愛はこもってます。
愛はこもってます。(2回目)
マリちゃん、おめでとうvv
拍手返信
Pinyaさん。
連載、読んでくれてありがとうー!!!
結構強引なラクス様に連れられてカラオケです、キラたん。(笑)
たぶん、ラクス様が歌いまくりの、一種ラクス・クラインコンサート状態になってしまう気がする…。
でもでも、そこはラクス様!!
照れるキラたんにまたもや半強制的にマイクを持たせ、1,2曲歌わせちゃうかも…!!
ラクス様の歌も聞きたいけど、(照れながら)歌うキラたんを拝みたい!!
紗菜も一緒にカラオケに行きたいよ!!
で、やっと登場のアスランさんはまた3話お休み(笑)
あー…(涙
カガリの前に、ちょっとウズミさん。
その後カガリかな。
もうすぐ連載も終了!!(だと思う)
頑張ります…!!
いつもいつも拍手返信ありがとう…!
連載読んだよって一言だけでも、かなり励まされてます…!!(感涙)
大好きだよーー!!
バトンも受け取りましたから!!
大好きと言われたら大好きと返しますよそりゃ!!
Pinyaさんだもん!大好きvv(大興奮)
拍手、ありがとうございました♪
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