迎えに来てくれてありがとう。本当に……本当に嬉しかった
2006年3月12日 突発SS直たんです。(↑)
好きしょホワイトフラワーですよ!!
泣けるんだよー…
ということで、3月12日は直の誕生日!
唐突ですが、祝おうかと思います!
2年くらい前に書いたブツですので(ひぃいい…)
冒険心がありあまる方だけ、お願いしますねー…
では、どうぞv
3月12日。
オレの恋人、藤守直の誕生日。
「なぁ藤守〜なんかほしいもんある?」
「別にいらない」
その心とは裏腹な言葉に相変わらず可愛くねぇなぁと思いつつ
でもコレが藤守だよなと口元が緩んだ。
誕生日ごときでは藤守は素直になることはできないらしい。
「なっ何笑ってんだよ!」
当の藤守は、オレが笑ってるのがなぜだかわからないらしく
むくれて少し頬を赤く染めながら上目遣いに睨んでくる。
あ〜…だからその顔反則なんだって…わざとか?藤守……
オレたちの目の前にはテーブルに並んだ数々のご馳走。
オレが腕によりかけて作ったんだぜ?
オレンジからピンクのグラデーションを織り成している数十本のチューリップを飾り
中央には生クリームのデコレーションケーキ。ちゃんとロウソクを藤守の年の数だけさしたやつ。
まわりは藤守が好きそうなものをセレクトして作った料理の品々。
オムライスのクリームソースがけとかクリームパンとか(七海ちゃんに作り方教わった)
…あっ、ちゃんとココアも手作りで作った。
こうして考えてみるとオレっていい主婦になりそうだよな…
「…羽柴?……どうしたの?」
くいと引っ張られる袖先を感じ、視線を向ければ
さっきから何も言わないオレをことりと首をかしげながら不思議そうに問いかけてくる。
そういう表情も可愛い。
っていうか、もうどんな藤守でも可愛いって思えちまうオレはそうとういってしまったと思う。
藤守の肩に手を置き、距離を詰めた。
「可愛い」
「!!?」
「髪も、瞳も、唇も…」
「…っ…ぁ……」
言いながら順に髪、目尻とキスをしていく。
そして、唇…
「……じもり」
「…ふ………んぅ…っ」
徐々に深くなっていくキスに、藤守も必死になってついてきてくれている様子が伝わってくる。
半開きになった唇の中にそっと舌を入れ込むと、藤守の身体がピクリと震えたのが伝わってきた。
目を開けて藤守の様子を窺うと、ギュッと目をつぶって顔中を赤くしながらも
健気にオレのキスに応えてくれていて、胸がいっぱいになる気がした。
存分に味わった甘い唇をゆっくり離すと、名残惜しげにつながる銀糸。
藤守は焦点が合っていない目でずっとそれを見ていたが、銀糸が途切れた途端正気に戻る。
「っいきなりなにす……!!!」
藤守が言い終わる前にオレの腕に余裕に余る華奢な身体を抱きしめた。
藤守はオレの意図がわからないみたいですごく動揺してる。
「……全部可愛い」
「やっ……」
抱きしめるとちょうどオレの口元の傍にある耳元に囁くと
藤守は言葉から逃げるようにオレの胸に顔を押し付けた。
たぶん見なくたって赤くなっている顔は想像できる。
頭の中に浮かんだ顔にオレはまた笑みを浮かべた。
本当にさっきから胸がいっぱいだ。熱い…
こんなに藤守のことを好きな自分に自分でビックリだよ…
「ハッピーバースデー、…ナオ」
出会えたこと。
オレのこと好きになってくれたこと。
藤守が今オレの前にいてくれること。
そして
「生まれてきてくれて、ありがとう…」
「くうちゃ…」
見上げる瞳に笑みを返すと、オレ達はまた唇を重ねた。
神様に感謝するよ。
今日というこの日を。
甘っ!!!げへっごほごほっ…!!
空くんが気持ち悪い変態サンみたいだよ(笑)
とりあえず、
お誕生日おめでとう!直ーー!!
よし祝えたっ…
ではでは、歓送迎会に行く準備をしなくては…!!
好きしょホワイトフラワーですよ!!
泣けるんだよー…
ということで、3月12日は直の誕生日!
唐突ですが、祝おうかと思います!
2年くらい前に書いたブツですので(ひぃいい…)
冒険心がありあまる方だけ、お願いしますねー…
では、どうぞv
3月12日。
オレの恋人、藤守直の誕生日。
「なぁ藤守〜なんかほしいもんある?」
「別にいらない」
その心とは裏腹な言葉に相変わらず可愛くねぇなぁと思いつつ
でもコレが藤守だよなと口元が緩んだ。
誕生日ごときでは藤守は素直になることはできないらしい。
「なっ何笑ってんだよ!」
当の藤守は、オレが笑ってるのがなぜだかわからないらしく
むくれて少し頬を赤く染めながら上目遣いに睨んでくる。
あ〜…だからその顔反則なんだって…わざとか?藤守……
オレたちの目の前にはテーブルに並んだ数々のご馳走。
オレが腕によりかけて作ったんだぜ?
オレンジからピンクのグラデーションを織り成している数十本のチューリップを飾り
中央には生クリームのデコレーションケーキ。ちゃんとロウソクを藤守の年の数だけさしたやつ。
まわりは藤守が好きそうなものをセレクトして作った料理の品々。
オムライスのクリームソースがけとかクリームパンとか(七海ちゃんに作り方教わった)
…あっ、ちゃんとココアも手作りで作った。
こうして考えてみるとオレっていい主婦になりそうだよな…
「…羽柴?……どうしたの?」
くいと引っ張られる袖先を感じ、視線を向ければ
さっきから何も言わないオレをことりと首をかしげながら不思議そうに問いかけてくる。
そういう表情も可愛い。
っていうか、もうどんな藤守でも可愛いって思えちまうオレはそうとういってしまったと思う。
藤守の肩に手を置き、距離を詰めた。
「可愛い」
「!!?」
「髪も、瞳も、唇も…」
「…っ…ぁ……」
言いながら順に髪、目尻とキスをしていく。
そして、唇…
「……じもり」
「…ふ………んぅ…っ」
徐々に深くなっていくキスに、藤守も必死になってついてきてくれている様子が伝わってくる。
半開きになった唇の中にそっと舌を入れ込むと、藤守の身体がピクリと震えたのが伝わってきた。
目を開けて藤守の様子を窺うと、ギュッと目をつぶって顔中を赤くしながらも
健気にオレのキスに応えてくれていて、胸がいっぱいになる気がした。
存分に味わった甘い唇をゆっくり離すと、名残惜しげにつながる銀糸。
藤守は焦点が合っていない目でずっとそれを見ていたが、銀糸が途切れた途端正気に戻る。
「っいきなりなにす……!!!」
藤守が言い終わる前にオレの腕に余裕に余る華奢な身体を抱きしめた。
藤守はオレの意図がわからないみたいですごく動揺してる。
「……全部可愛い」
「やっ……」
抱きしめるとちょうどオレの口元の傍にある耳元に囁くと
藤守は言葉から逃げるようにオレの胸に顔を押し付けた。
たぶん見なくたって赤くなっている顔は想像できる。
頭の中に浮かんだ顔にオレはまた笑みを浮かべた。
本当にさっきから胸がいっぱいだ。熱い…
こんなに藤守のことを好きな自分に自分でビックリだよ…
「ハッピーバースデー、…ナオ」
出会えたこと。
オレのこと好きになってくれたこと。
藤守が今オレの前にいてくれること。
そして
「生まれてきてくれて、ありがとう…」
「くうちゃ…」
見上げる瞳に笑みを返すと、オレ達はまた唇を重ねた。
神様に感謝するよ。
今日というこの日を。
甘っ!!!げへっごほごほっ…!!
空くんが気持ち悪い変態サンみたいだよ(笑)
とりあえず、
お誕生日おめでとう!直ーー!!
よし祝えたっ…
ではでは、歓送迎会に行く準備をしなくては…!!
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